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下地を作る

こんにちは。

レッスン報告です。

20代女性。元看護士で、海外での生活を目標にこれまでにカナダでの語学留学やワーホリなどで1年程度の海外経験あり。

ただ、発音が苦手で、周りから訛っていると言われてしまうとのこと。

現地の人と話した時にも、向こうが気を遣ってゆっくり話してくれるそうです。

今月からイギリスにワーホリに行かれるということで、今度はしっかりと英語を身に付けたいということです。

彼女はおそらく典型的な、「海外に行けば自然と英語が身につくと思ってたけど、実際に行ってみると身につかなかった」パターンではないかと思います。

海外に行けば、英語オンリーの環境になりますので、生活の中で自然に身についていくのは、全くその通りだと思います。

しかし、問題はそのスピードです。

海外に1年程度住んだところでは、余程積極的にコミュニケーションの機会を持たない限り、大きく進歩するのは難しいです。

我々が日本国内で、オンライン英会話や英語カフェに積極的に参加しても、なかなか上達に至らないのを考えれば容易に予想できます。

海外生活での英語上達のスピードを上げるには、やはり事前に英語の下地をしっかり作っておくことが重要です。

下地とは、発音の基礎や、最低限の英単語やフレーズを覚えておくことです。

下地ができていれば、現地に行った時の吸収力が変わってきます。

海外で生活していれば周りから常に英語の音声が聞こえてきますが、発音や単語を知らなければ、それらはただのBGMとして左から右へ通り過ぎていってしまうだけです。

でも、下地ができていれば、それらの音声がしっかりと頭の中に絡みつき、英語として内容を拾っていけるようになります。

耳に入ってくる音声をただBGMとして通り過ごしてしまうのか、しっかり頭に引っ掛けていくのか、その差が積み重なり、最終的には大きな英語力の差となって現れます。

せっかくの海外生活、1分1秒も無駄にしないためにも、しっかりと下地は作っておくべきなのです。

彼女には年内残り4か月間、毎週レッスンを受けていただくことになりました。

年内、短期集中で発音をマスターし、主要な単語・フレーズを網羅していただきます。

その下地を持ってイギリスでの仕事に集中していただければ、必ず以前よりも大きく進歩できるはずです。

私も、彼女の今後の人生を変えるつもりで指導させていただきます。

4か月後の進歩に期待していてください!

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この記事を書いた人

工学博士。ITエンジニア、英会話講師、不動産投資家の3刀流。ソフトウェア工学に関して国際学会での論文発表経験多数。趣味はカラオケ。スナックやオープンマイク等、人前で歌う機会を持つことで性格がオープンになり、あがり症が改善されることを発見。暇があればカラオケの練習をしてます。

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