文章の曖昧性

こんにちは。

文章の曖昧性について。

以下の文章、英訳するとどうなるでしょうか?

「面と向かって言えないことはSNSでも言うべきではありません」

回答例はこちら。

What you can’t say face to face shouldn’t be said on SNS either.

この文は英訳に苦労しました。

普通に言おうとすると、

You shouldn’t say what you can’t say face to face on SNS either.

となります。

しかし、これだと、

on SNS

がどこにかかっているのか曖昧になってしまうという問題があります。

つまり、

① You shouldn’t say (what you can’t say face to face) on SNS either.

なのか、

② You shouldn’t say (what you can’t say face to face on SNS) either.

なのか、区別がつかなくなります。

意味的には①であることは明らかなのですが、

on SNS

が主文の

You shouldn’t say

から離れすぎてしまい、聞く側からすると混乱してしまうわけです。

そこで、回答例では苦肉の策として、

What you can’t say face to face shouldn’t be said on SNS either.

と受動態に逃げているわけなんですが、

これはこれで、最初から自然に口から出るかと言うと難しい面があります。

それでは、

on SNS

を最初に持ってきてはどうか。

On SNS, you shouldn’t say what you can’t say face to face either.

何か歯切れが悪いですね。

ちなみにDeepLを参考にすると、

If you can’t say it face to face, you shouldn’t say it on SNS either. (修正あり)

となります。

確かに、Ifを使って複数の文に分けると分かりやすくなります。

ただ、これも最初から出てくるかどうかというと難しいです。

文法的には正しくても、曖昧性が残っていたり、歯切れが悪かったり、

奇麗な英文を作ることはなかなか難しいことです。

メルマガでは日々このような苦労とともに、英作文をお届けしております。

皆様もチャレンジしてみてください。

今年は誹謗中傷が話題になりましたが、

「面と向かって言えないことはSNSでも言うべきではない」

というのは、良識のある大人であれば当然のことと思います。

しかし、いざネットで顔が見えなくなると、平気で悪質な内容を書き込んでしまう人が大勢いるのは残念に思います。

車の運転も同様です。

顔が隠れていることで、無駄にクラクションを鳴らしてしまう人は多いです。

顔が見えないところで本性が出てしまう、そんな残念な人間にはなりたくないですね。

常に他人がどう思うか、思いやりを持って行動したいところです。

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