こんにちは。
前回、お金と英語がともに手段であるという点で似ているという話をさせていただきました。他にも共通点はあります。それは、「急に作ることができない」ということ。
貯金のない人が、突然、事故や病気、家の修繕費として100万円必要になったと言われてもすぐに用意することはできません。英語を話せない人が、明日急遽、海外顧客向けに英語でプレゼンしてくれと言われてもすぐに話せるようにはなりません。
お金も英語も急に作ることはできません。
いざというときに困らないためにも、日ごろから貯金や英語学習を継続してやっておく必要があります。ただ、必要となるときがなかなか来ないものですから、準備を怠ってしまうのです。いざというときに困った思いをすれば、その後数日間は危機感を持って準備しようという意識は生まれます。しかし、日がたつにつれ緊張感はなくなり、数週間後には元の何もしない状態に戻ってしまうのがオチです。
貯金にせよ、英語学習にせよ、継続してできるようにするには「仕組化」が必要です。
貯金に関しては、常識的な方法ですが、給与からの天引き貯金が有効ですね。給与振り込み用の口座の他に、貯蓄用の口座を用意し、給料日に強制的に一定額を給与口座から貯蓄口座に移動するのです。そして、次の給料日までは、給与口座に残ったお金の範囲で生活します。私は、毎月20万円と年2回のボーナス全額を天引きしていましたので、年間300万円を強制的に貯めることができました。
英語に関しては、「課金」が有効です。
例えば、オンライン英会話の予定を1日20分、数か月先まで入れておくことや、様々な英語スクールの予定を毎週なり、隔週なり定期的に入れておくことです。私も月2回、英語発音レッスンを3年以上受けています。TOEICを定期的に受験し、それに向けて勉強するのもよいと思います。
お金、英語ともに急に大きく成長させることはできません。自分に合った仕組みを構築して、継続的に積み上げていける体制を整えましょう。
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