発音のコツ
- 日本語の「ア」に相当する母音です。
- 縦に開くか、横に開くかのメリハリをつけることで聞き取りやすい発音になります。
発音記号 | 発音方法 |
---|---|
/ɑ/ | 顎を大きく開け、唇は縦に開きます。 顔面を響かせて明るい音を出します。 例:hot, not, got, project, problem |
/æ/ | 顎を大きく開け、唇は斜め下に引っ張るように開きます。 アとエの中間の音になります。発音記号もaとeが合体した形で分かりやすいですね。 例:cat, apple, travel, |
/ʌ/ | 顎を唇とも少し開きます。 喉の奥を響かせる暗い音になります。 例:up, cut, trouble |
口の開け方のイメージは以下の通りです。
- /ɑ/は指が縦に2~3本入るくらい口を大きく縦に開けていきましょう。
- /æ/は発音記号の中で最も大きく口を開ける音になります。最初は抵抗があるかもしれませんが、思い切って横に広げていきましょう。だんだん慣れていきます。
- 単語のスペルに引きずられて”not”を「ノット」、”got”を「ゴット」と発音しがちになりますが、それだとイギリス英語っぽくなってしまいます。柔らかいアメリカ英語としては縦に大きく開いて「ナット」、「ガット」と発音しましょう。スペルの”o”を見たら、口を縦に大きく開いた形だと連想するとよいです。(勿論、例外はあります。)
例文で練習
Summer in Japan is unbearably hot and humid.
I’m not particular about fashion brands.
This bag is five hundred dollars. That’s not bad.
I stayed up till late last night to watch the soccer game.
I got into trouble when I traveled to New York.