DeepLを使おう

こんにちは。

仕事でたまに英文を読む機会があります。

以前からよく感じていたことなんですが、なぜ、英文は和文に比べてパッと見、読みづらいのか。

例えば以下の英文と和文を見比べてみてください。

“Today’s cars are equipped with scores of integrated E/E systems that require the assurance of safety at the system level. Functional safety is defined in Part 1 of ISO 26262 as “the absence of unacceptable risk due to hazards caused by malfunctional behavior of electrical and/or electronic systems”. This standard is aimed at reducing to an acceptable level hazards that might cause harm to the driver, passengers or other traffic system users. This is to be accomplished by providing fail-safe mechanisms and other safety functions in the event an E/E system should fail.”

「今日の車は、システムレベルでの安全性の確保を必要とする統合E/Eシステムのスコアが装備されています。機能安全とは、ISO26262の第1部では、「電気・電子システムの誤動作による危険性を許容できないリスクが存在しないこと」と定義されている。この基準は、運転者、同乗者、その他の交通システムの利用者に危害を及ぼす可能性のある危険を許容レベルまで低減することを目的としています。これは、E/Eシステムが故障した場合にフェイルセーフ機構やその他の安全機能を提供することで実現されます。」

パッと見た印象はどうでしょうか?

英文より、和文の方がスッと頭に入ってきませんか?

私は、英文と和文でなぜこのような違いが出るのか、前々から不思議に思っていました。

勿論、母国語が日本語なので、英文より和文の方が読みやすいのは当然なのですが、それ以上に何か他の原因があるのではないかと。

で、最近、謎が解けました。

それは、和文は漢字、カタカナ交じりだからです。

英文はアルファベット一辺倒であるのに対し、和文は、漢字、カタカナ交じりで、意味のまとまりを視覚的に捉えやすい。

特に漢字は少ない文字数で大きな意味を伝えてくれる。

この視覚効果が、和文が英文に比べてパッと見読みやすい理由なのだと思います。(すでに常識でしたらすみません。)

英語がアルファベット26文字で完結するのに対し、日本語はひらがなカタカナだけでなく、大量の漢字を覚えなくてはなりません。

欧米人に比べると、これは大きなハンデのような気がしますが、実は、漢字を覚えることで文章の速読性が上がるという大きなメリットが得られます。

子供の頃の下積みが大人になって速読力として生きるわけです。

以前、私は英文を読むのに自動翻訳機を使うのは邪道だと思っていました。

しかし現在、日本語のこのメリットに気づいてから、惜しみなく自動翻訳機を使っています。

勿論、フルに自動翻訳機に頼るのではなく、まず、いったん和文に翻訳して、パッと見で理解し、そして、訳が不自然な個所を英文で読み直す、という感じです。

このような読み方をすると効率的に読めるようになります。

自動翻訳機の訳の不自然さも、最近はAIの進化により解決しつつあります。

お勧めは、DeepLです。

Google翻訳よりも、ニュアンスの表現に優れており、自然な訳が得られやすいです。

上の例文もDeepLで翻訳したものです。

PCにアプリをインストールしておけば、英文を選択してCtrl-C-Cで手軽に翻訳できます。

ぜひ、仕事で使ってみてください。

私もプライドを捨てて、使いまくっています^^

音読練習素材

こんにちは。

毎日、音読継続できてますでしょうか。

今日は、無料で手に入る音読練習用の素材を紹介したいと思います。

国際英語発音協会の「EPT発音テスト」というテストがあるのですが、その課題文が音読に丁度良い長さで、皆さんの音読練習に有用です。

テストの趣旨は以下の通り。

「いかに多くの聞き手にとって分かりやすく自然に発話されているかを、個々の発音、リズム、イントネーションなどの側面から多角的に判定します」

3か月に一度実施されるテストで、100点満点で採点されます。

3つの課題文があらかじめここにアップされています。

それぞれ、アメリカ人男性、女性の音声も載っていますので、正しい発音の確認もできます。

文章の内容はごく一般的なものであり、1分程度で読める長さなので、ディクテーションやシャドウイングは勿論、自分の音読を録音して確認するのにも有用です。

個々の単語の発音記号が分からなかったらここで確認しましょう。

ぜひ、日々の音読練習に取り入れてみてください。

情報鮮度

こんにちは。

毎日、お昼の時間帯にツイッターにて、英作文問題を1問投稿しています。

コンセプトは、旬のネタで英語を学習することです。

思うに情報鮮度は重要です。

同じ英語教材であっても、扱っている文章の内容が、古いものと、最新のものでは、やはり、最新のものであった方が、読んでいてライブ感がありますし、テンションが上がります。

例えば、アメリカ大統領に関する記事1つをとっても、10年前のオバマ大統領の記事より、今日のトランプ大統領の記事の方が、読んでいてワクワクします。

テンションの上がる文章であれば、それだけ印象に残りますし、記憶の定着にも繋がります。

今日は、新しい試みとして、英作文ツイッターの内容をレッスンに取り入れてみました。

先週5日分の時事ネタに関する英作文問題を口頭で英訳してもらうというトレーニングです。

例えば、12/6に投稿した英作文

Q: 一部のブラック企業が違法残業体質を改善していなかったことに対し、批判が高まっています。

を口頭で英訳してもらいます。

少し難しいと感じるかもしれませんが、綺麗な文章を作る必要はなく、自分が知っている簡単な単語を使って、いくつの文になっても良いので、とにかく英語で伝える練習をします。

例えば、「違法残業体質」は、Japan Timesでは、

Illegal overtime practices

と訳されていましたが、そんな単語は知らない方が普通であり、自分の知っている単語を使って、

A company was always forcing its workers to work a lot even after five.

などと説明すれば良いのです。

その後、それに関連して、例えば、

What do you do if your company forces you to do overtime illegally?

といった質問をするので、自由に答えていただきます。

旬の時事ネタで英語を学ぶと、印象に残りやすいだけでなく、例えば英語カフェなんかで、実際に雑談の話題として出てくる、あるいは、話題提供できるようになります。

そして、実際にその話題について話すことで、さらに記憶に定着させることができます。

情報鮮度は大事です。

これからも旬のネタをツイッター投稿していくので是非フォローしてみてください。

【英語学習法】ディクテーションの効果

こんにちは。

英語勉強法について。

私が最も熱心に英語を勉強していたのは大学時代なのですが、そのときの勉強法を紹介したいと思います。

メインで使ってたのは、CNN ENGLISH EXPRESSという月刊誌です。

ニュースやインタビューの記事がたくさん詰まっており、広告も少なく、大変読みやすい雑誌です。

私がやってたのはディクテーションを主体とした勉強です。

各記事について以下のことをやってました。

①CDの音声を聞く。
②音声をディクテーション。
③テキストの原稿と比較して答え合わせ。
④英文の意味を確認。
⑤単語をノートに1行ずつ書いて覚える。
⑥原稿の音読。

ディクテーションとは、聞いた音声をそのままノートに書き出す練習法です。

ディクテーションは特にリスニング力を上げるのに効果的です。

ただ音声だけを聞いていても、聞き取れた気になってしまいがちになるのですが、実際に書き出してみることで、聞き取れていない箇所が如実に分かるようになります。

書き出した原稿を読んでみて、その記事の内容が理解できれば、ちゃんと聞き取れているということになります。

しかし、最初のうちは聞き取れない箇所が多く、書き出した原稿が虫食いだらけになるので、なかなか内容把握には至らないと思います。

聞き取れなかった部分は、CDを巻き戻して、しつこく繰り返し聞きます。

聞き取れない理由としては、知らない単語であるか、知っていたとしても速すぎて聞き取れない場合のどちらかです。

知らない単語については、ノートに1行ずつ書いて、コツコツ覚えていきます(ただし、人名や地名など、覚える必要のないものはスルー)。

速すぎて聞き取れない場合は、音読でスピードに慣れる練習をします。

原稿を見ながら一緒に音読するオーバーラッピング、あるいは原稿を見ないで音読するシャドウイングが効果的です。

CDは通勤時に車を運転しながら聞いたり、寝るときに布団の中で聞いたりしていました。(そうするとすぐに眠れます^^)

このような作業を2年間くらい毎日継続しました。

結果として、どんな変化が起きたかというと、聞いた英語が頭の中でアルファベットとしてくっきり浮かぶようになりました。

英語が「聞き取れる」を通り越して、「見える」ようになったのです。

これは、日本語を聞いたとき、頭の中で漢字やひらがな交じりの日本語の文章が脳内に浮かぶと思いますが、それと同じ現象です。

つまり、言語が脳に定着したということです。

最初のうちは、英語を聞いてもモヤモヤとした感じでしか聞こえず、フラストレーションが溜まると思います。

しかし、ディクテーションを継続すると、聞く集中力が磨かれていき、次第に音声がクリアに聞こえるようになっていきます。

そして、いつの日か霧が晴れたような感覚になります。

あなたも是非ディクテーションにチャレンジしてみてください。

そして、英語が見える爽快感を味わってください。

なお、月刊誌を使うことは勉強を継続する上で有効です。

毎月、1冊消化するには一定のペースで勉強しなければなりませんし、旬の情報を通して勉強できるので、飽きずに継続することができます。

【学習法】脳内和英対応表を作る

こんにちは。

英会話で瞬発力を高める方法について。

英語で何か言おうと思って、実際に口から言葉が出てくるまでのプロセスには、主に2通りあると思っています。

1つはボトムアップに文を作っていく方法。

これは、SVやSVO、SVOCといった文型に、自分の知っている単語を当てはめることにより、一から文を作っていく方法です。

例えば、「その状態遷移システムはすべてのイベントに対する遷移を網羅できていない」という文を言おうとしたとします。

そのときまず、「状態遷移システム」、「遷移」、「網羅する」に対応する単語として、”state transition system”, “transition”, “cover”を抽出します。

そして、それらをSVO型に当てはめ、

The state transition system does not cover the transitions for all the events.

と言います。

もう1つはトップダウンに文を引き出す方法。

これは、言いたいことからそれに対応する文を直接引き出してくる方法です。

例えば、「もう一度言っていただけませんか?」と言おうとしたとき、すでに知っている定型文として、

Could you tell me that again, please?

と言います。

この方法は、ボトムアップな方法と違って、単語の抽出や文の組み立てのプロセスを介しません。

知っている文をそのまま言うだけです。

イメージとしては、頭の中に和文と英文の対応表があって、和文が与えられたときに、それに対応する英文を直接引っ張ってくる感じです。

言うまでもなく、こちらの方が瞬発性が高くなります。

英会話初心者の方は、頭の中にこの表が存在しないので、最初のうちはほとんどボトムアップな方法で話すことになります。

文型や単語を考えながら話すので、言葉がたどたどしく、テンポが遅くなります。

一方、英会話上級者の方は、何度も同じ文を話した経験から、頭の中にすでにこの表ができあがっています。

その結果、特に考えなくても言葉が出てきます。

初心者と上級者の違いはこの表を持っているかどうかです。

初心者が上級者になるには、この表を地道に構築していくことが必要です。

そのためには、毎日音読練習を継続することや、アウトプット機会を増やしていくことが必要になります。

本サイトで提供している無料英作文メルマガは、初心者の方が会話の瞬発力を高める手助けになればと思って始めました。

毎日、英作文の練習をすることで、コツコツと脳内に対応表を構築していけるのではないかと思います。

問題文として実際に言いそうな文を取り上げていますので、ヒット率の高い表を作っていけると思います。

結果として、会話における瞬発性が上がり、ストレスなく会話を楽しめるようになっていくと思います。

ぜひ、毎日の英作文にチャレンジしてみてください。