40代になって時間への意識が変わりました。
20代の頃は、毎日大学から帰ってきてドラクエ、FF等のゲームを何時間もやっていました。熱狂的な巨人ファンでしたので、毎晩野球中継を欠かさず見ていました。パチスロにはまり、1日10時間以上パチンコ屋にいる日々が続いたこともあります。
20代は時間が無限にあるようなもので、ゲームやパチスロに時間を使うことに全く抵抗がありませんでした。しかし、20代後半あたりから、そのようなことに時間を使うことに対して、もったいないと感じるようになってきました。就職して時間が取れなくなったというのもありますが、ゲームやパチスロを極めても何にもつながらないという虚無感が先行するようになったのです。
30代では辛うじてテレビをBGM代わりにつけていることもありましたが、40代になった現在、それも全く途絶えてしまいました。テレビはもはや押し入れの奥に眠っており、たまに、野球やサッカーの大きな試合がある時だけ一時的に引っ張り出してきて見ているような状態です。
時間の使い方には、大きく分けて、「消費」、「生産」の2つがあると思います。消費の時間とは、ゲームや映画、ドラマなどの、他人の作ったコンテンツを視聴して過ごしている時間です。一方、生産の時間とは、仕事をしている時間、つまり、社会に役立つサービスを生み出している時間、あるいは、読書、習い事などの、将来のためのスキルアップ、自己啓発をしている時間です。
40代になって、この時間の使い方を強く意識するようになりました。人生80年と考えると、40歳は人生の折り返しにあたります。悪い言い方ですと、死へのカウントダウンが始まっている状態です。
残りの人生でどれだけ社会に爪痕を残すことができるか。そう考えると、ゲームや映画、ドラマなど、他人の作ったコンテンツで遊ばされている場合ではないなと思うようになりました。
消費者マインドから生産者マインドに切り替わったというのが正しいかもしれません。私にとっての生産とは、例えば、本英語教室で1人でも多くの方に発音を教え、英語を得意になってもらうこと。自分のスキルで社会に影響を与えることが、単にエンターテインメントを消費するよりも格段に楽しいことであると感じます。
私は、これまでの人生でゲームやパチスロなどにはまり、人一倍多くの時間を無駄にしてきました。だからこそ、これからは無駄のない人生を生きたいと思うのです。あなたは悔いなく自分の時間を生きられていますでしょうか?
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