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英会話学習はアウトプット主体、トップダウンに

英語をアウトプットする機会として、オンライン英会話や英語カフェをお勧めしています。

よくあるのが、「もう少し勉強してからの方がいいのでは」、「もっとベースができてからの方が良いのでは」という反応です。英会話初心者ならまだしも、TOEICで700点以上取れるような人からこのような言葉が出てきます。

完成してから実践する。これは「失敗したくない」、「恥をかきたくない」という、日本人ならではの考え方であると思います。英会話で石橋を叩きすぎるのは効率が悪いです。

もちろん、自宅でのインプット学習は必要です。しかし、ある程度の段階でアウトプット主体に切り替えるべきです。というのも、インプット学習では、使うかどうかもわからない単語やフレーズを無限に覚えることになりかねないからです。使わないものを覚えても全く無意味です。そんな難しい単語を覚えて将来どれだけのリターンがあるのでしょうか?

一方、オンライン英会話や英語カフェなどで実際にアウトプットしてみることにより、自分が言おうとしたけど、うまく言えなかったことが分かります。その言えなかったことを、ネットで調べて、次は確実に言えるようにします。

例えば、「今日は暇つぶしで英語カフェに来ました」と言おうとしたところ、「暇をつぶす」をうまく言えなかったとします。それをネットで調べれば、kill some timeという表現があることが分かるので、次回はそれを使ってみるようにします。

このようにアウトプット主体で、できなかったことをクリアしていくトップダウン方式のほうがはるかに効率が良いです。

不思議なことに、会話の中で一度話した内容は、将来、もう一度話す場合が多いです。同じ話題になったときに、過去の記憶が連想されて同じことを言ってしまうのかもしれません。なので、一度言おうとしたことを確実に言えるようにしておくことで、次回同じ場面でスムーズに会話を運べるようになるのです。

それに英会話では、会話のテンポや相手への配慮など、対面でしか学べない要素がたくさんあります。何より人と話すことは楽しいことです。

人生の時間は限られていますので、 早めにアウトプット主体の効率的な勉強法に切り替えていきましょう。

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この記事を書いた人

工学博士。ITエンジニア、英会話講師、不動産投資家の3刀流。ソフトウェア工学に関して国際学会での論文発表経験多数。趣味はカラオケ。スナックやオープンマイク等、人前で歌う機会を持つことで性格がオープンになり、あがり症が改善されることを発見。暇があればカラオケの練習をしてます。

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