こんにちは。
英会話では、会話の参加者全員が理解できる表現を使って話すことが重要です。
例えば、ビジネスの場でよく使う言葉として、
「認識合わせ」
があります。
「明日の打ち合わせで、仕様変更について認識合わせさせてください」
のように使います。
「認識合わせ」は慣用句として、
be on the same page
という表現があります。
先ほどの文章だと、
“In the meeting tomorrow, let us make sure that we are on the same page about the change of the specification. “
となります。
会議の場でこの表現を使うとき、周り全員がネイティブだったら問題なく通じると思いますが、ノンネイティブには必ずしも通じるとは限りませんし、日本人にはおそらく通じないです。
その場合、皆に通じる表現で言い直す配慮が必要です。
今のセリフを言い直すとすれば、
“In the meeting tomorrow, let us make sure that our understandings about the change of the specification are the same.”
となるでしょうか。
新しいフレーズを覚えたときは、それが一般に使われている表現なのかどうか確信が持てない場合は、全員に通じる単語を使って言い換えられるようにしておくとよいです。
また、万が一、自分がその表現を忘れてしまった時のために、簡単な単語を使って言い直せるようにしておくとよいです。
このようにバックアップ体制を整えておくことで、コミュニケーションを滞らせてしまうリスクを減らすことができます。
ちなみに、今日、YouTubeを見てたら、
“… making sure that you guys are on the same page …”
というセリフが聞こえてきました。
be on the same page
は普通に使われている表現のようです。
なお、「認識」を表す単語としては、
recognition
が一般的ですが、「認識合わせ」として使うには大袈裟であり、
understanding
がより適切のようです。
ぜひ、参考にされてください。
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